使い方の分からない表現があると、戸惑ってしまうもの。
「期限内」の正しい用い方を見ていきましょう。
「期限内」とは?
期限とは決まっていた期間をあらわします。
ビジネスシーンでは、締切や納期をいいます。
この場合はセーフをあらわす「内」が付いているので、期日内だったことをいいます。
「締め切りに間に合って」あるいは「納期に間に合うように」こうした解釈が含まれています。
「期限内」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
どのような仕事に就いていても、必ずついて回るのが締切です。
とくに大型のプロジェクトを動かしていると、多くの人との共同作業が欠かせないので、仕事の進捗状況が気になるものです。
「期限内」は「期限内に終わらせてくださいね」とはっぱをかける際に使えますが、よほど親しくない関係でないと危険なひと言です。
もし社外の方にお願いする場合は「お時間が少なくて申し訳ありませんが、〇月〇日までにお願いできますか」と言い方をかえるなど工夫しておきましょう。
相手を思いやる気持ちを忘れなければ、周囲のモチベーションも上がっていき円滑に仕事が進みます。
シーンを選んで活用していきましょう。
「期限内」を使った例文
・『期限内に目処がつくよう、精進いたします』
・『もちろん、期限内にご提出させていただきます』
「期限内」の類語や言い替え
似ている表現に「期限厳守」あるいは「締切厳守」があります。
重要案件に用いられることもありますが、あくまでスタッフ同士など、身内で用いる言い回し。
取引先の方に「期間厳守」とお伝えすると、高圧的に思われてしまい、その後の仕事に支障が出ることもあるので気を付けておきましょう。
また言い替えの表現に「可能でしたら〇月〇日までにご提出ください」や「恐れ入りますが、〇月〇日までにお願いいたします」あるいは「お忙しいところ恐縮ですが、下記のスケジュールでお願いできれば幸いです」があります。
まとめ
「期限内」を解説しました。
納期をあらわす表現です。
明るい言い方を心得て、仕事のスキルを上げていきましょう。
