「照会したいことがございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「照会したいことがございます」とは? ビジネス用語

ここでは「照会したいことがございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「照会したいことがございます」とは?

「照会したいことがございます」は、照らし合わせたい内容があると伝えるための表現です。

例えば、「登録情報について少し照会したいことがございますので、現在のご住所をお教えいただけますか」のような使い方になり、その相手が登録している内容(住所)が正しいか確認するために用いていると考えていいでしょう。

このように、照らし合わせる元があって使われる表現になるので、こちらの例では、その住所まで何かを送ったが戻ってきてしまったため、こういった使い方をしたという具合です。


「照会したいことがございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「照会したいことがございます」は、その元になる内容を確認したいだけの場合にも使うことができます。

そちらとしては、金融機関の口座の残高を確認したいといった時によく用いられており、「照会したいことがございます。

現在の残高はいかほどでしょうか」
などという使い方になります。

ですが、そのケースで使うには丁寧過ぎるきらいがあるため、この手の場合には「残高を照会したいのですが」のように少し崩すとよく、意味としては自分が考えている、控えてあるそれと照らし合わせたいと使っています。


「照会したいことがございます」を使った例文

・『照会したいことがございます。こちらにある情報ですと、○月△日にご来店いただいておりますが、お間違いないでしょうか』
・『照会したいことがございますので、少しお時間をいただいてよろしいでしょうか』

「照会したいことがございます」の類語や言い替え

・『確認したいことがございます』
何かと照らし合わせて行う確認が「照会」になるため、こちらを使っても意味としては同じです。

この表現の場合、元になる内容がなくても使うことができるため、確かな情報ではないが、前にその人がそう言っていた覚えがある(記録として残っている訳ではない)といったことに対して使う場合に向いています。

まとめ

「照会したいことがございます」は、元になる内容と照らし合わせて確認をしたいことがあるという意味になります。

よって、それがあってこそ使うことができ、前述した口座の残高(それが元になる内容)の確認をするような時にも使える表現です。

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