「真摯な姿勢」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「真摯な姿勢」とは? ビジネス用語

真面目な人柄をあらわす表現を知っておくと、応用範囲も広がるもの。

「真摯な姿勢」の正しい使い方を見ていきましょう。

「真摯な姿勢」とは?

「真摯」とは居住まいを正して、丁寧に向き合うことをいいます。

この場合は「姿勢」にかけているので、誠実な態度をあらわしています。

熱心に仕事と向き合うスタンスを表現した、真面目な言い方といえるでしょう。


「真摯な姿勢」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスシーンでよく耳にするのが「真摯な姿勢」という文章です。

余計なことを考えずに、熱心に業務に取り組む姿をあらわしています。

実直で素朴な人柄や、仕事に対する誠実な姿勢をあらわす明るい表現といえるでしょう。

「誠心誠意取り組みます」と所信を述べたい時に用いるフレーズのため、これからの仕事観について語る時に用いていきましょう。

一方で取引先の方に「いつも真摯な姿勢ですね」とお伝えする、あるいは直属の上司に「真摯な姿勢に感銘を受けました」と伝えるのは失礼にあたります。

評価しているように感じられてしまい、褒め言葉と受け止めてくれないことが多いので、目上の方に用いる際は気を付けておきましょう。

「いつも〇〇さんの真摯な姿勢に驚いています」と部下や後輩に使う、あるいは自分の言動に対して用いるなど、場をわきまえて用いていきましょう。


「真摯な姿勢」を使った例文

・『真摯な姿勢で取り組んでまいりました』
・『真摯な姿勢を忘れずに、邁進してまいります』

「真摯な姿勢」の類語や言い替え

似ている言い方に「真摯に受け止めて」があります。

謝罪文に使われる、丁寧な言い回しです。

不祥事やミスがあった時に「お客様の言葉を真摯に受け止めて、業務改善に活かしてまいります」と活用していきます。

言い替えの表現に「ひたむきに」「怠ることなく」「一途に」「誠実さをモットーに」が挙げられます。

「これからも誠実さをモットーに、職務に励んでまいります」と活用していきましょう。

まとめ

「真摯な姿勢」をお伝えしました。

適格な表現を学んで、日々の業務に役立てていきましょう。

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