繰り返しお礼を伝えたい時があります。
「改めてありがとうございました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「改めてありがとうございました」とは?
「改めて」は2回目以降の機会をあらわします。
この場合は「ありがとうございました」とお礼文が付いているので、以前ご挨拶した話題をもう一度取り出して、再度お伝えする際に用いられています。
しつこさを緩和する言い方で「もう一度、お礼を言わせてください」という意図で用いられています。
重ねてお礼を伝える時の表現といえるでしょう。
「改めてありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
以前にお伝えしたご挨拶を、再度伝える時の言い方が「改めてありがとうございました」です。
この場合の改めては繰り返しをあらわすので、以前お伝えした内容をもう一度リピートする時に取り入れられています。
そのため初めてご挨拶する時、初対面の方には用いない表現です。
「先日はありがとうございました」や「初めてご挨拶させていただきます」など、相手によって他の表現も取り入れていきましょう。
「改めてありがとうございました」を使った例文
・『今月末をもちまして、閉店いたします。改めてありがとうございました』
・『お世話になった皆様へ、改めてありがとうございました』
「改めてありがとうございました」の類語や言い替え
似ている言い方に「改めて、お礼を言わせてください」があります。
簡単な場ではなく、正式にお礼させてほしい時に用いられています。
日を改めてご馳走させてほしい時、あるいは菓子折りを持参してお礼に伺いたい時に使われています。
さらに丁寧な表現に「繰り返しになりますが、重ねて御礼申し上げます」があります。
また「メールでのご連絡となり恐縮ですが、心から御礼申し上げます」も活用できます。
まとめ
「改めてありがとうございました」を解説しました。
適切な表現を知って、敬語の達人を目指していきましょう。