ここでは「なっています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「なっています」とは?
「なっています」は、それが回答だという意味で使われる表現です。
「来週は休みとなっています」と使うと、来週は休みだという回答をしていることになり、「食堂はそちらになっています」とした時には、食堂はそちらと表現される場所になると回答しています。
日常会話でも頻繁に出てくる表現のため、改めて意味を問われるとこのような解説になりますが、何も難しいことはなく、そうですと伝えるために普段から使っている表現です。
そのため、ビジネスシーンにはあまり向いておらず、そちらで使う場合には「なっております」のように丁寧にした形で用いるのが一般的です。
文章でも使える表現ですが、口語で使われている場面が多く見られ、そうだと伝えるのに一番簡単な表現だと言えるかも知れません。
「なっています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「なっています」は、「そうなっています」といった使い方が多く見られます。
その通りですと解釈することができ、そちらよりカジュアルに使えることから色々なシーンで活用されています。
取り分け難しい説明は不要な表現ながら、この言葉の少し違う使い方として、「果実がなっています」といったような用い方があります。
この場合は漢字だと「生る」となり、植物が実をつけることの表現になります。
また、ボードゲームの将棋において、自軍の駒が敵の陣地に入って裏返しになり、それまでより性能の上がった「成った」状態と表現される時に「その駒はな(成)っています」などという使い方をすることができます。
これは特殊な使い方ながら、そのようにも用いることがある表現です。
「なっています」を使った例文
・『来週の予定はこのようになっています』
・『今のところ、計画通りになっています』
・『ご質問に対する回答ですが、別紙の通りになっています』
「なっています」の類語や言い替え
・『なります』
「なっています」と意味として同じように使えますが、こちらの方が言い切っている表現になるため、「その通りになります」とすると、「その通りになっています」より強くその通りだと表現することができます。
ビジネスではこちらにした方がいい場面も多いながら、続けて使うと少しきつさが出てしまうので、それには注意してください。
まとめ
「なっています」は、そうだと表現するために使う表現です。
それほど詳しく紹介することもない表現ながら、日常的に何度でも見聞きするだけに、ここで改めてきちんとした意味と使い方を覚えておきましょう。