「お話ください」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「お話ください」とは?
このフレーズは目上の人に話して欲しいとお願いする時に使用される言い回しです。
この「おはなし」は「お話」または「お話し」と記述する2つの表記が存在します。
「おはなし」を名詞として使用した場合は「(お)話」と表記し、動詞として話す動作を表わす場合は「話す」の連用形を使用して「(お)話し」となるわけです。
「お」は敬語を表わす接頭辞で、名詞として使う際は美化語、動詞と使う際は尊敬語となります。
このフレーズは動詞の「話す」と考えられるため、正しい表記方法といえます。
しかし、この2つの表記方法が存在している理由があります。
元々、このルールは無く、どちらを使用してもよかったのですが、昭和48年に採択された表記方法によって、「話」を名詞として使う場合は送りがなを付けないというルールになったのです。
「おはなし」は動詞なのですが、名詞として捉えている人が「お話」と表記し続けているために混在しているのです。
よって、以下は正しい表記である「お話しください」で説明します。
「お話しください」のビジネスメールや会話での使い方や使う際の注意点
「お話ください」は間違った表記方法だと前述しましたが、「お話ください」とは「お話になってください」を省略した言葉のため、省略前のフレーズは文法的に問題ありません。
ただし、省略すると「名詞+補助動詞」となり、違和感の残る語句になってしまいます。
なお、「お話し」は動詞のため、「ください」は補助動詞となります。
補助動詞はひらがな表記のため、「お話しください」が正しい表記で、「お話し下さい」は間違った表記になりますので注意してください。
「お話しください」を使った例文
・『お手数ですがご用件をもう一度お話しください』
・『何か問題などがあれば、遠慮せずお話しください』
・『古い話ですが、20年前の事件についてお話しください』
「お話しください」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『お聞かせください』
・『おっしゃってください』
・『お聞かせ願えますでしょうか』
まとめ
このフレーズにおける2つの表記はどちらも話して欲しいと頼まれる際に用いられます。
「お話しください」誤った表現方法ですが、長い間慣習的に使用してきており、目くじらをたてるほどの間違いではありません。
ビジネスや公式の場面では気を使う必要がありますが、日常生活などでは気にして使うほどのことではありません。