思い出を振り返る場面のフレーズの1つに「かけがえのない日々」というものがありますが、今回はこれについて解説いたします。
「かけがえのない日々」とは?
「かけがえ」とは、漢字も使って表記すると「掛け替え」となり、意味は「代わりになるもの」です。
よって、「かけがえのない」は、「代わりになるものがない」という直訳になり、最終的に「何物も代えられない」という意味の表現になります。
以上のことから、「かけがえのない日々」は、「何物にも代えることができない貴重な毎日」という意味になります。
「かけがえのない日々」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
人事異動や退職など、付き合いの深かった人との別れはビジネスの世界でもよくあることです。
そのような時に、関わった人達と過ごした時間を「美化」するため、「かけがえのない日々」というフレーズが使用されます。
具体的には、「長い間この職場にお世話になり、かけがえのない日々を過ごさせていただきました」などとなります。
また、ビジネスに限らず、「素晴らしい時間を過ごした」という意味で一般的にもよく使用されるフレーズです。
「かけがえのない日々」を使った例文
それでは、実際に使用が考えられる例文を挙げてみましょう。
・『改めて振り返ってみますと、皆さんと過ごしたかけがえのない日々の重みを感じます』
・『かけがえのない日々を思い返す』
「かけがえのない日々」の類語による言いかえ
「かけがえのない」は、「何物にも代えがたい」や「貴重な」などで言いかえられます。
「日々」については、「毎日」や「一日一日」もしくは「時間」などでも代用可能です。
よって、「かけがえのない日々」の言いかえ表現としては、「何物にも代えがたい時間」や「貴重な毎日」などが候補になるでしょう。
まとめ
「かけがえのない日々」とは、「他のモノで代用することができないほど貴重な時間」という意味で、一緒に過ごした人達への感謝の気持ちを表したり、美化したりするための表現です。