この記事では、「出欠をお知らせください」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「出欠をお知らせください」とは?
「出欠をお知らせください」は、ある集まりに相手が出席するのか欠席するのか教えて欲しいとお願いする丁寧な表現です。
「出欠+を+お知らせ+ください」で成り立っている語で、「出欠」は「出席と欠席」、「を」は接続助詞、「お知らせ」の「お」は尊敬語の接頭辞、「知らせ」は「知らせる」の連用形、「ください」は「くれ」の尊敬語、全体で「出席か欠席かを知らせてくれ」の敬語表現になります。
「出欠をお知らせください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「出欠をお知らせください」は、自分が主体となって行う、会議やイベント、食事会、懇親会などに対象となる人を誘い、誰が来るのか把握する時に使われます。
人数がはっきりしないと会場や飲食店の予約などができないので、「〇月〇日までに」と期限を設ける様にした方が良いでしょう。
「出欠をお知らせください」の正しい文章表現
「出欠をお知らせください」の正し文章表現は以下の通りです。
・『参加・不参加のご連絡をいただけますと幸いです』
「出欠」は「出席か欠席か」という意味で敬語表現ではありませんので、「参加・不参加のご連絡」に言い換えます。
「いただけますと」は「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形「いただける」の連用形+丁寧語「ます」+接続助詞「と」、「幸いです」は「〜とありがたい」の丁寧語、全体で、「参加・不参加の連絡をもらえるとありがたい」の敬語表現になります。
「出欠をお知らせください」を使った例文
「出欠をお知らせください」を使った例文は以下の通りです。
・『会議の後で行われる懇親会への出欠をお知らせください』
・『〇月〇日に行われる社外セミナーについて、出欠をお知らせください』
・『来週の全体会議について、出欠をお知らせください』
「出欠をお知らせください」の類語や言い替え
「出欠をお知らせください」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『出欠のご連絡をいただけますようお願い申し上げます』
・『ご出席のご都合をお知らせいただきたく存じます』
・『ご参加の諾否をお知らせくださいますようお願い申し上げます』
まとめ
今回は「出欠をお知らせください」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。