この記事では「出欠を取らせていただきます」について解説をします。
「出欠を取らせていただきます」とは?意味
出席か欠席かを確かめます、という意味です。
「出欠」には、出席と欠席という意味があります。
会合や授業などに出ることと出ないことです。
「取ら」は「取る」のことで、いくつもの意味があるのですが、数える、調べるという意味で用いています。
「せていただきます」は、相手の許しを求めて行動する意を表します。
「出欠を取らせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、集会などの場で用います。
集会などに誰が出ていて、誰が出ていないのかを確かめる際に用いる言葉です。
学校では授業がはじまる前に、生徒が授業に出ているか、出ていないかを確認します。
授業に出ていない人がいれば、どこに行ったのか心配になります。
事故に巻き込まれてしまったのかもしれないし、具合が悪くなったのかもしれません。
また、出席日数を把握するためにも、授業に出ているのか出ていないのかを確認する必要があります。
この授業に出ているのか、出ていないかを確認する作業を「出欠を取る」といいます。
ビジネスの場での集会などでも、出ている人と出ていない人を確認します。
断りもなく確認作業をすると失礼となることがあるので、この言葉を伝えてから出欠を取ります。
「せていただきます」という表現を用いて、その行為をすることへ許可を求めています。
「出欠を取らせていただきます」を使った例文
・『恐れ入りますが、出欠を取らせていただきます』
「出欠を取らせていただきます」の返答や返信
出席するのか、欠席するのかを教えてくださいという場合は、自分は出席なのか、欠席なのかを知らせます。
誰が出席で誰が欠席なのかを把握しておきたいでしょうから、早めに知らせてください。
集会などの会場の入り口で、出席している人を確認する場合もあります。
このときは自分の名前を伝えます。
まとめ
この言葉は、集会などに出る人と出ない人を確かめるために伝えるものです。
誰が出るのかや人数の把握などが必要なときに、こういった言葉を伝えて確認をしておきます。
許可を求める言い方をしており、失礼にはなりません。