悪い結果に繋がった時には、「うかつにも」という表現が使われます。
これにより間違いなどを言い表せますが、漢字にすると読みづらいなどの問題もあるようです。
うかつにもとの表現はどのように使っていくべきか、確かめてみましょう。
「うかつにも」とは?
なにかの行動を十分な注意や用心をせずに行って、ネガティブな結果に繋がってしまった状況を表す言葉です。
「うかつにも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある物事の危険性に気づかないで悪い結果に繋がったり、気を抜いて見落とし失敗に繋がるような出来事はありがちです。
そのように十分注意をしないで悪い結果に繋がった状況について、「うかつにも」で言い表すことができます。
うかつにもの後に「危険性がわからなかった」などのように、どんな不注意や無用心な結果になったかを伝えることが必要です。
ただ漢字で書く場合には「迂闊」となりますが、やや難読な表現となることは否めません。
平仮名で表記することは一般的です。
敬語に含めても支障ないものですが、分かりやすい意味の言葉に言い替えることも考えてみてください。
「うかつにも」を使った例文
・『私たちはうかつにも、彼らの持っている底しれぬ悪意に気が付きませんでした』
・『うかつにも機械が壊れている状況を見落としていました』
「うかつにも」の類語や言い替え
「不注意のため」は、注意力が足りていなかった状況を表しています。
「不用意により」は、必要な用意をしていなかったとの意味です。
「無用心のため」は、万が一の事態が起きないよう気をつける行動をしなかったことを表します。
「油断をして」は、隙を見せて注意を怠ることです。
「注意を怠り」は、周囲に気をつける行動をなまけていることを表します。
「用心を怠り」は、万が一のことが起きないよう気をつける行動を怠けたことです。
「ぼんやりして」は、気を抜いた状態になっていたことを表しています。
まとめ
十分な注意を怠って行動をして、良くない結果に繋がったことを、「うかつにも」で言い表すことができるのでした。
しかし漢字にすると難読になってしまうことには気をつけてください。
「油断をして」など様々な似た表現が存在しているので、場合によっては言い換えも考えてみると良いです。