「ご苦労をおかけしますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご苦労をおかけしますが」とは? ビジネス用語

おかしな敬語を使っていると、知らない間に恥をかいてしまうものです。

「ご苦労をおかけしますが」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。

「ご苦労をおかけしますが」とは?

この場合の「ご苦労」「ご苦労さま」と同じように、大変な思いをされている方を励ます言い方です。

「おかけしますが」「お掛けします」「が」が組み合わさった表現です。

粉骨砕身している方を、労う言い方といえるでしょう。


「ご苦労をおかけしますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネス言葉のひとつである「ご苦労をおかけしますが」

苦労をかけることを申し訳なく感じる、控えめな気持ちをあらわしています。

後輩に自分の業務を手伝ってもらう時に用いていきましょう。

一方で「ご苦労をおかけしますが」は目上の方には、要注意の表現です。

「ご苦労」は立場が上の人が、下の人に投げかけるフレーズです。

そのため「苦労」という言葉を、気色悪く感じる方もいらっしゃいます。

SNSでも話題に上がりやすい表現が「ご苦労」なので、「ご迷惑」など別の表現も取り入れていくといいでしょう。

揉め事を起こしにくい、明るい言い方を見つけてください。


「ご苦労をおかけしますが」を使った例文

・『ご苦労をおかけしますが、よろしくお願いします』
・『ご苦労をおかけしますが、何かありましたらご連絡ください』

「ご苦労をおかけしますが」の類語や言い替え

似ている言い方に「ご苦労さまです」「お世話さまです」があります。

ひと言で伝わる、挨拶文です。

どちらも自分のために骨を折ってくれた方をもてなす言い方ですが、目上の人から目下の方に使うという決まりも。

上司に「お世話さまです」と言うのは失礼にあたるので、気を付けておきましょう。

言い替えの表現に「ご迷惑をおかけしますが」「お時間をいただき恐縮ですが」があります。

まとめ

「ご苦労をおかけしますが」を解説しました。

気になるビジネス敬語を正しく学んで、できる社会人に変身しましょう。

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