この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」とは?
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」のフレーズにおける「今後とも」は、「これまで同様これからも」といった意味の言葉です。
次の「ご支援」は、「手助けすること」を意味する「支援」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉で、「ご鞭撻」の読みは「ごべんたつ」で、「努力するように励ますこと、激励すること」を意味する「鞭撻」に、同じく敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
また「ほど」は断定を避ける表現で、「?してもらうよう」や「?してくれるよう」と意味です。
そして「お願い」は「願うこと」に、敬意を表す接頭辞の「お」が付けられた言葉で、最後の「申し上げます」は「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
以上より「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」のフレーズは、「これまで同様これからも、手助けや激励してもらえるよう願いを言う」、すなわち「これまで同様これからも、手助けや激励してもらえるようお願いする」といった意味の丁寧な敬語表現となります。
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」のフレーズは、上司や取引先の方などの目上の方に、継続して支援をお願いする表現で、メールの結びの文章としてよく使われます。
また、このフレーズは「お願い」の前に「よろしく」を添えて「今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」として使われることもよくあります。
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」を使った例文
・『この度は誠にありがとうございました。今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます』
・『ご援助のお蔭でプロジェクトを無事終えることができました。今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます』
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」の類語や言い換え
前半の「今後ともご支援ご鞭撻のほど」は「これからもご援助ご激励のほど」と言い換えることができます。
また、後半の「お願い申し上げます」は、「お願いいたします」と言い換えることができます。
まとめ
「今後ともご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」のフレーズは、「これまで同様これからも、手助けや激励してもらえるよう願いを言う」、すなわち「これまで同様これからも、手助けや激励してもらえるようお願いする」といった意味の丁寧な敬語表現です。
