この記事では「先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました」について解説をします。
「先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました」とは?意味
数分前や数時間前に電話に対応をしてもらったことへのお礼の言葉です。
「先ほど」は少し前の過去を指します。
何分、何時間くらい前を指すのか定義はありませんが、数日前のことではありません。
「お電話」は「電話」に「お」をつけて、を敬意を表す言い方にしています。
「ご対応」は「対応」に「ご」をつけて、その行為をする人へ尊敬の意を表しています。
「ご」を他人の行為を表す言葉につけると、その行為をする人へ尊敬の意を示す表現になります。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「ありがとうございました」はお礼の言葉です。
「ございました」は「ございます」と「た」からなっています。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語、「た」はその事柄が過去に行われた意を表す語です。
「先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、少し前に電話で対応をしてもらっており、その後にメールや電話をするときに使用をします。
対応をしてもらったことが、話し手側にとって恩恵となっています。
そのため、お礼を伝えています。
対応をするのはあたり前と思うかもしれませんが、あたり前と思うようなことにもお礼をいえると、礼儀正しさを感じられます。
また、お礼をいわれた方は嫌な気持ちにはならないでしょう。
「先ほど」は、数分前や数時間前のことを指しています。
少し前のことを指す言葉なので、電話対応をしてもらったその日に「先ほど」という言葉を使い、前日以前のことを指しては使いません。
「先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました」を使った例文
・『先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました。○○のことで再度お電話いたしました』
「先ほどはお電話にご対応いただきましてありがとうございました」の返答や返信
用件があって連絡をしてきているならば、その用件に対しての返答をします。
先ほど電話で対応をして、それによって問題が解決したなど、報告のために連絡をしてくることもあります。
その場合は、「報告を聞きました」という意を伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、少し前に電話で対応をしてもらったときに伝えるものです。
数分前や数時間前に電話で対応をしてもらったときに使うもので、前日などに対応をしてもらったことではない点に気をつけてください。
