お知らせに関する表現は、いくつかあります。
「引き続きお知らせいたします」の適切な使い方と例文を見ていきましょう。
「引き続きお知らせいたします」とは?
この場合の「引き続き」とは前の流れを延長して、さらに続けることをいいます。
「お知らせいたします」の「いたします」は「します」の謙譲語としての作用があるので「謹んでお知らせします」という意味になります。
間髪おかずに、第2のお知らせをする時の言い方といえるでしょう。
「引き続きお知らせいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ニュース番組などで用いられている「引き続きお知らせいたします」。
時間が来たためアナウンサーが交代したものの、同じテーマで番組を続ける時に使われています。
最新の防災情報についてお知らせする時など、緊迫した状況を伝えたい時に引用されています。
一方で「引き続きお知らせいたします」は通常のやり取りでは、適さない言い方です。
例えば五月雨式に何度もやり取りをする時は「度々のご連絡、失礼いたします」とひと言断ります。
「お知らせいたします」は大勢の方に投げかけるニュアンスがあるので、個人間のやり取りでは多用しないよう注意しておきましょう。
「引き続きお知らせいたします」を使った例文
・『新しい情報について、引き続きお知らせいたします』
・『名古屋テレビより、引き続きお知らせいたします』
「引き続きお知らせいたします」の類語や言い替え
似ている言い方に「引き続きよろしくお願いいたします」があります。
「今後ともよろしくお願いいたします」と同じように、継続している仕事の関係者の方に、挨拶する言い回しです。
また言い替えの表現に「最新情報をお知らせいたします」や「お時間になりましたが、引き続きお伝えいたします」があります。
まとめ
「引き続きお知らせいたします」を解説しました。
気になる表現を正しく学んで、敬語の上級者を目指していきましょう。