ここでは「こちらの都合で申し訳ございませんが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「こちらの都合で申し訳ございませんが」とは?
「こちらの都合で申し訳ございませんが」は、このように用いる側の都合で何かのお願いごとをする、または迷惑をかけてしまうと思った場合に使います。
「こちらの都合で申し訳ございませんが、○日の予定を△日に変更させてください」と用いると、本来○日だった予定をこのように使う側の都合で△日に変えると言っています。
どのような都合とは表現していませんが、そちらを無理に添えて使う必要はなく、こちら側に何かしらの理由があって、というニュアンスになります。
「こちらの都合で申し訳ございませんが」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「こちらの都合で申し訳ございませんが」は、こちら側の都合で一方的に、という意味になります。
「〜で申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします」などと使うと、その相手に何かをお願いしたいと伝えていますが、そういった何かの内容を押しつけることになる用い方だけでなく、それを聞いてもらえるかどうか訊ねる用い方もできる表現です。
その場合には、「こちらの都合で申し訳ございませんが、○○も一緒にお願いすることはできませんか」といったように使います。
「こちらの都合で申し訳ございませんが」を使った例文
・『こちらの都合で申し訳ございませんが、その日は参加できなくなってしまいました』
・『こちらの都合で申し訳ございませんが、○日の予定を△日に変更することはできますか』
「こちらの都合で申し訳ございませんが」の類語や言い替え
・『こちらの都合で申し訳ありませんが』
この「申し訳ありませんが」とした形でもよく使われています。
ビジネスシーンでもこのように用いることの方が多く見られ、「〜ございませんが」は口語にはあまり向いていませんが、こちらは電話でも普通に使える表現です。
文章で使った場合にも失礼になることはありません。
まとめ
「こちらの都合で申し訳ございませんが」は、このように使う側の都合で何かのお願いごとをする、迷惑をかけてしまうと思った時に使われる表現です。
一方的に何かのお願いをする場合だけでなく、それで構わないかと訊ねる用い方でもよく使われています。
