使い道が分からない四字熟語があると、どういう意味か気になります。
「失敬千万」の正しい使い方を調べていきましょう。
「失敬千万」とは?
失敬千万は「しっけいせんばん」と読みます。
「失敬」とは、礼儀を欠いた行為のこと。
失礼すぎる行動をいいます。
また「千万」はレベルが甚だしいこと、飛び抜けていることを示しています。
そのため「失敬千万」で常識を逸脱した非礼な行動、許せない行いを指します。
「失敬千万」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
非常に礼儀知らずであること、常識外れの行動をあらわしているのが「失敬千万」にあたります。
相手のしつこい振る舞いに異議を唱えたい時、あるいは従業員の至らなさをお詫びしたい時に取り入れていきましょう。
一方で「失敬千万」は分かる方には分かるけれども、知らない方には伝わりにくい四字熟語です。
そのため謝罪文に使うと、こちらの思いがストレートに伝わらないことがあります。
他の表現も心得ておき、相手やシーンにあわせて選び取っていくといいでしょう。
ふさわしい表現を取り入れて、コミュニケーションの潤滑油にしていきましょう。
「失敬千万」を使った例文
・『失礼を承知の上ですが、昨日のご対応は失敬千万でした』
・『こちらのスタッフの失敬千万な行い、心よりお詫び申し上げます』
「失敬千万」の類語や言い替え
似てい入る言い方に「無礼千万」があります。
この上なく失礼で、おかしな行動をいいます。
反対に「笑止千万」というと、笑うのを止められない状態が続くという解釈ができるので、非常に馬鹿馬鹿しいことを例えています。
「千万」がつく四字熟語は色々とあるので、頭に入れておきましょう。
言い替えの表現に「こちらの勉強不足でした。
不快な思いをさせ、誠に申し訳ございませんでした」があります。
まとめ
「失敬千万」の意味と使い方を学びました。
正しいビジネス敬語を学んで、あなたの社会人生活に役立ててください。
