正しい使い方なのか、不安になるビジネス敬語もあるものです。
「幸運にも」の意味と使用方法を見ていきましょう。
「幸運にも」とは?
「幸運にも」とは、ラッキーな状況をあらわします。
運が良いことを表現した言葉で「運良く」や「都合良く」と同じようなニュアンスがあります。
もともと「幸運」はめぐり合わせの良さをあらわす熟語。
こちらの思惑通りにとんとん拍子に物事が進み、ストレスや障害のない状態をいいます。
運の神様に支えてもらいながら、順調に物事が進んでいる時に使うのが「幸運にも」といえるでしょう。
「幸運にも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
キャンペーンやイベントで、福引の担当になることも。
運良く当たりや1等賞を引いたお客様に「おめでとうございます。
ツイていますね」と言いたい時の表現が「幸運にも」にあたります。
「ラッキーですね」より落ちついたフレーズになるので、上品に明るい状況をお伝えしたい時に取り入れてみましょう。
扱いやすい「幸運にも」ですが、通常業務で繰り返し使うのは、場違いに聞こえることも。
他の言い回しも心得ておき、浮かない日本語を身につけておきましょう。
「幸運にも」を使った例文
・『幸運にも、当たりが出ました。おめでとうございます』
・『幸運にも午後の便のお席が、1席空いておりました』
「幸運にも」の類語や言い替え
似ている表現に「幸いにも」があります。
「幸い」はオフィシャルなシーンで使われる落ちついた表現です。
「ありがたいこと」という意味があります。
例えばチケットの予約業務を担っている時に「幸いにも、ご指定の日時に空きがございました」と使います。
このほか言い替えの表現に「運よく」や「幸いなことに」そして「おかげ様で」や「ご支援のおかげで」や「ご協力のおかげで」があります。
いずれも先方に頭を下げる、感謝を伝える言い方です。
言われて悪い気がしない表現なので、覚えておきましょう。
まとめ
「幸運にも」を解説しました。
気になるビジネス語を深く学んで、日々の業務に役立てていきましょう。