明るい文を心得ていると、自然と周囲と溶け込めるようになります。
「運よく」の適切な使い方を学んでいきましょう。
「運よく」とは?
この場合の「運がよい」とは、好ましい状況を指します。
折よく物事が進んでいて、困ったことが少ない恵まれた状況をあらわしています。
「良い巡り合わせによって」こうした意味を持つ、明るい言葉といえるでしょう。
「運よく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
好都合なことが起こった時に、嫌味なく伝える言い方が「運よく」にあたります。
関係者の方に対して「運が良かったので、このような結果が手に入りました」と謙遜して伝えられるので、爽やかな文をお届けできるでしょう。
抽選で大きな大会のオフィシャルスポンサーに選ばれた時、あるいは偉い立場につく時、いやらしさのない発言ができます。
一方で全ての文に「運よく」を取り入れていくのは考えもの。
例えば就活の面接で「運よくバイトリーダーになりました」や「運よく大学に合格できました」や「運よくこちらの面接が決まりました」と言うとしつこく感じられます。
自分の努力をアピールしてもいい時は、他の言葉に替えて用いていきましょう。
「運よく」を使った例文
・『運よく部長になれたのも、皆様のおかげです』
・『運よく次回オリンピックのスポンサーに選定されました』
「運よく」の類語や言い替え
似ている言い方に「運を引き寄せて」があります。
この場合の運とは、ツキを指します。
不思議なことに恵まれて、人生そのものが上がる様子をあらわします。
自分のことを控えめに言いたい時に用いられていて「何とか運を引き寄せて、ここまでやって来れました」と用います。
言い替えの表現に「運が味方してくれ」や「幸いなことに」そして「多くの方が支えてくれたおかげで」等があります。
その場に応じた、自分らしい言い回しをピックアップしてみましょう。
まとめ
「運よく」について解説しました。
扱いが難しい表現を適切に取り入れて、ビジネス敬語の達人を目指していきましょう。