必要な物事を説明するにあたっては、「順を追って」とのフレーズを使う場合があります。
これは1から物事を理解するのにも役立つ表現です。
順を追ってとの表現は、どんな用法ができるかなど、詳しく把握してみましょう。
「順を追って」とは?
一から順番に、ある物事をだんだんと進捗させて行くことについてを表しています。
特に説明をする際に使われる表現です。
「順を追って」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
物事の状態、道具の使い方など、人には分かりづらいことがあります。
そのような人に対し「順を追って」を用いることで今の状態や使い方を説明したり、見せて行くことが可能です。
言葉に用いる時には、「使い方について」のように、何の事柄について説明するかを、具体的に述べることができます。
またこの表現に続けて「説明します」のように、何を行うかを伝えるのが良いです。
それらがないと説明不足にもなってしまいます。
また自分が教える側の立場となるので、上から目線になることには気をつけたほうが良いでしょう。
全体の文脈で丁寧な形を目指してください。
「順を追って」を使った例文
・『事件の原因が不明なので、発端から順を追って調べましょう』
・『こちらの商品の使い方について、順を追って説明をいたします』
「順を追って」の類語や言い替え
「逐次(ちくじ)」は、順を追って次々にという意味があり、硬い表現なので敬語にも最適です。
「順次」「順々に」についても、順を追って次々の意味となります。
「順繰りに」についても、順を追って次々行うことの表現です。
「順序立てて」は、一定の順序で筋道を立てていくことを表します。
「順番に」は、順序に従ってその役割をすることです。
「順に」の場合は、順を追っての表現を、簡易的にした形です。
「はじめから」は一番最初からの意味になります。
これは「一から」としても同じです。
「段階を追って」は、物事の過程を区切って、徐々に進めていくことを表します。
まとめ
物事をだんだんと説明する時に、「順を追って」を用いることができるのでした。
これは具体的に何についての説明なのか、どうするかの情報を含むことが大切です。
また言い換え候補は非常に多くなっているので、適切な形に変えることもおすすめします。