この記事では「頼りにしてます」について解説をします。
「頼りにしてます」とは?意味
頼みとしている、助けとしている、という意味です。
「頼り」には、頼みとすること、支えてくれるものとして頼っているものという意味があります。
「地図を頼りに目的地に向かう」といった使い方をする言葉です。
「ます」は敬意を表す語です。
「頼りにしてます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側がある人を頼りたいときに使用をします。
先輩と部下のやり取りで説明をします。
2人はイベントの運営を任されています。
先輩は何度もこのイベントにかかわっていますが、部下ははじめてです。
はじめてのことなのでわからないことだらけで不安があります。
先輩の方が経験があり、このイベントに慣れているので、困ったことがあったり、わからないことがあったりすれば、先輩が助けてくれるという気持ちでいます。
先輩に頼っているのです。
このようなときに使う言葉です。
さらに丁寧な言い方にすることができ、丁寧にすると「頼りにしております」となります。
「ております」は「ている」の丁寧な表現です。
この言葉は状況によっては、話し手側を頼りない存在にみせてしまうことがあります。
自分の力では物事を行えないため、他人に頼っていると感じられてしまうのです。
使う状況を考えましょう。
「頼りにしてます」を使った例文
・『○○さんを頼りにしてます』
「頼りにしてます」の返答や返信
頼ってもらっても問題ないなら、「頼ってください」の意を伝えるとよいでしょう。
頼れる存在がいると心強いです。
頼らないで自分の力で何とかして欲しいということもあると思います。
自分の力で物事を行うからこそ成長できます。
また、自分側が忙しいため、頼ってもらっても困ることもあるでしょう。
そのような場合は、他の人を頼ってもらったり、自分で物事をしてもらったりするとよいでしょう。
このときに、相手を突き放すような伝え方はしないでください。
突き放す言い方をすると、見捨てられたと思われてしまう可能性があります。
まとめ
この言葉は、何かを頼みとしているときに伝えるものです。
状況によっては適切ではないので、使用する場面を考えてください。