ここでは「今後の入荷につきましても」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「今後の入荷につきましても」とは?
「今後の入荷につきましても」は、何かの商品の入荷について、あまりよくない状況だとその相手に伝えるために用いられる表現です。
使われるシーンとしてはBtoCが主になり、「そちらの商品は現在品切れとなっておりまして、今後の入荷につきましても未定となっております」などという使われ方になります。
この時のシチュエーションとしては、その商品について問い合わせがあり、現在売り切れだと伝えると共に、次にいつ入荷するか分からないともこの表現を使って伝えています。
このような用い方以外に、予定より遅くなりそうだ、数が少ないかも知れないといったような状況の報告になることがほとんどで、いい意味で使われることはまずありません。
「今後の入荷につきましても」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「今後の入荷につきましても」は、これから先もその商品の入荷に関しては期待はできないといったニュアンスで用いるものだと考えると分かりやすく、人気になっている商品についての問い合わせや、その販売についての告知などによく使われています。
近年では人気のゲーム機に対してそれを販売するお店が店頭に「現在、店頭で○○の販売はありません。
今後の入荷につきましても未定です」のような告知の掲示を行っている場面が多く見られ、そのゲーム機については今後も入荷状況に期待はできないことが分かります。
この表現を使う前提として、今その商品の在庫がないという場合に限られると覚えておいてください。
その上で、今後の入荷にも期待はできないと表現するために用いられます。
「今後の入荷につきましても」を使った例文
・『そちらは現在完売となっており、今後の入荷につきましても目処が立たない状況です』
・『大人気商品のため、今後の入荷につきましても未定となっておりまして、ご予約の受付は行っておりません』
「今後の入荷につきましても」の類語や言い替え
・『今後の入荷の見通しですが』
こちらの形にすると、この後に「約1ヶ月ほどお待ちいただくことになります」などと使うことができ、ある程度の見通しがあるという用い方をすることができます。
「今後の入荷につきましても」と同じく、期待はできないと続けても構わず、そのどちらにも使える表現になります。
まとめ
「今後の入荷につきましても」は、何かの商品の今後の入荷について、ほとんど期待ができないという時に使われる表現です。
そのため、BtoCでお客様への案内として用いられることがほとんどで、現在その商品が販売できない状態であると共に、そのような状況だという使い方になります。