どのように使用すべきか、悩むビジネス敬語もあります。
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」の使い方を調べていきましょう。
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」とは?
「お知恵を拝借」とは、相手の持っている知識をお借りしたい、このような意図が隠れています。
「拝借」は「借りる」の謙譲語としての力があるので、借りる自分を下げる言い方になっています。
また「いただけないでしょうか」は「そうしてもらえませんか」という主旨の敬語です。
そのため「お知恵を拝借いただけないでしょうか」で「お知恵をお借りしていいですか」という解釈ができます。
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
プロの方から意見やアイデアを頂きたい時のひと言が「お知恵を拝借いただけないでしょうか」にあたります。
「教えてください」や「力になってください」と言うよりも厳かなフレーズなので、目上の方に折り目正しく伝えたい時に適しています。
一方で「お知恵を拝借いただけないでしょうか」は回りくどいと感じる場合も。
他のフレーズも覚えておき、爽やかなお願い文にしていきましょう。
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」を使った例文
・『権威ある先生のお知恵を、拝借いただけないでしょうか』
・『急なお願いになりますが、何とかお知恵を拝借いただけないでしょうか』
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」の類語や言い替え
似ている言い方に「お知恵をお貸しください」があります。
「拝借」を「貸す」に置き替えているので、短い文にまとまっています。
短文にしたい時に取り入れていきましょう。
言い替えの表現に「お知恵を拝借できれば幸いです」や「お知恵をお借りしたいです」そして「妙案がございましたら、ご教示いただければ幸いです」があります。
まとめ
「お知恵を拝借いただけないでしょうか」を解説しました。
品のいい敬語を学んで、あなたの印象も上げていきましょう。
