この記事では「お送りいただけますと助かります」について解説をします。
「お送りいただけますと助かります」とは?
あるものを届くようにしてもらえるとありがたい、という意味です。
「お送りいただけ」は「お〜いただく」の形で、相手にあることをしてもらうのをへりくだっていう意になっています。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「いただく」を続けると、相手にあることをしてもらうのをへりくだっていう意になります。
「送り」は「送る」の連用形、「いただけ」は「いただく」のことです。
「助かります」は「そうしてもらえるとうれしい」という気持ちを込めて、頼み事をする際に使われる表現です。
「お送りいただけますと助かります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物や情報などを届くようにしてもらいたいときに伝えます。
お願いの言葉です。
この言葉は「お願いします」という言葉は使わず、「助かります」という表現で「そうして欲しい」という意を伝えています。
「お願いします」は丁寧な言葉遣いですが、それをするように押しつけているように感じられる場合があります。
「助かります」は話し手の気持ちを伝えているのであり、それをするように押しつけているのではありません。
送ってもらうものについては、いつまでに届くようにして欲しいのか希望があれば、期日を伝えておきましょう。
期日を定めておけば、その日までに送ってもらえるはずです。
「お送りいただけますと助かります」を使った例文
・『お忙しいところ恐縮ですが、お送りいただけますと助かります』
「お送りいただけますと助かります」の返答や返信
あるものを送るように求められているので、それができるならば送ってください。
この言葉に対して「お送りいたします」と返信をするか、送ってから「お送りいたしました」と伝えます。
事情があって送れない場合は、できないことを伝えてください。
何も伝えずにいれば、「なぜ送られてこないのか」と困らせてしまいます。
まとめ
この言葉は、あるものを送るように頼むときに伝えるものです。
「助かります」という言葉を使って頼み事をしています。
他にも頼み事をする際の言い方があるので、状況にあわせて伝えてください。
