「ご指導を願う」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご指導を願う」とは?
「ご指導を願う」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「ご教示いただきたく存じます」または「教えていただけますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている言い回しです。
ある時点まで係わりのなかった異なる企業や組織などと連携して取引や商売などに取り組んでいく際には、取り決めてあるルールや手法などに準じて対応していかなければなりませんが、初めて行う作業や新しく開始する任務などにおいて前もってやり方や進め方などを理解しておきたい場合などに使用されています。
「ご指導を願う」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご指導を願う」とは、「仕事への取り組み方などについて教育していただく」または「業務や作業などの進め方などについて手ほどきしてもらう」などという意味合いで用いられている文言です。
ビジネス上では、それぞれの持ち場についている人員や担当者については自らの職務や仕事などについて熟知しておく必要がありますが、新しい社員があるポジションに配属されたり、新人として作業などに加わる必要がある際などには、上記のフレーズを用いて仕事のやり方や詳細などについて、事前に把握しておかなければなりません。
「ご指導を願う」を使った例文
・『御社とのご商売を始めさせていただく場合には、取り組み方やルールなどについて、逐一ご指導を願う必要があると存じます』
・『本事業に係わっている複数の企業に向けてご指導を願うと共に、今後は歩調を合わせて真摯に取り組んでいく所存でございます』
「ご指導を願う」の類語や言い替え
・『教え導いていただきたいと思っております』
・『ご教授いただけますようお願い申し上げます』
・『指針を示していただきたいと存じます』
まとめ
「ご指導を願う」とは、ビジネスシーンおいて「ご指南いただけるようにお願いする」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。