「ご返信の程よろしくお願いします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご返信の程よろしくお願いします」とは? ビジネス用語

ここでは「ご返信の程よろしくお願いします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご返信の程よろしくお願いします」とは?

「ご返信の程よろしくお願いします」は、その連絡に対して返信をお願いしたいという意味で使われます。

要は返事が欲しい内容に対して用いますが、近年ではこの「返信」と用いるのはメールのことがほとんどですが、書類を送付した際に「必要事項をご記入の上、FAXにてご返信の程よろしくお願いします」と、FAXでのそれをお願いするといった使い方をしても構わず、プライベートなシーンでは、結婚式の案内状を往復ハガキで送り、「ご出席、ご欠席のどちらかに○をつけてご返信の程よろしくお願いします」といったようにも使われています。


「ご返信の程よろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご返信の程よろしくお願いします」は、それに対する返事が「返信」と呼べる場合に用いることができる表現です。

ビジネスシーン向けの言い回しになりますが、他社など対外的な相手に用いるのに向いており、社内であれば「ご返信をお願いします」とすれば十分なことがほとんどです。

また、一方的に返信をお願いしたいと伝えているため、それが必要な場合に使う表現になりますが、「ご参加をご希望の場合には〜」のような用い方をすることもできます。

そういった表現がない使い方をされた時にはよほどのことがない限り、返信を行うものだと考えてください。


「ご返信の程よろしくお願いします」を使った例文

・『この件に関しまして、今月中にご返信の程よろしくお願いします』
・『カタログ内でご希望の商品ございましたら、その旨ご返信の程よろしくお願いします』

「ご返信の程よろしくお願いします」の類語や言い替え

・『お返事の程よろしくお願いします』
この「お返事」とすると、「返信」とは使えない形の返事にも使える表現になります。

そちらで済む時に無理にこのように使う必要はないため、書類の類いの場合に用いられることが多いですが、実際にはメールにおいてもよく用いられており、どちらを使ってもほとんど変わることはありません。

まとめ

「ご返信の程よろしくお願いします」は、返事になる連絡が欲しいという意味で使われています。

「返信」としているので、主として送ったメールに対するそれを求めて用いられますが、往復ハガキでのそれや、FAXでのそれをお願いしたいと使うこともできる表現です。

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