「ご都合をお知らせいただけますと」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご都合をお知らせいただけますと」とは?
「ご都合をお知らせいただけますと」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「ご予定の埋まっていない日程についてご教示いただけますでしょうか」あるいは「ご対応可能な日時についてご共有いただけますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている言い回しです。
元々は異なる企業や組織などとお互いに支え合いながら進めていかなければならないような大きなプロジェクトや、複数の団体や多くの人員などと共に長期にわたって取引や商売などを続けていく際には、関係者間の都合や事情などを合わせてことを運んでいく必要が出てきますが、上記のフレーズを使うことで双方の予定や日時などを合わせることができます。
「ご都合をお知らせいただけますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご都合をお知らせいただけますと」とは、「御社のご都合の良い日程をお知らせいただくことはできますでしょうか」または「今後のご予定をご共有いただけますとありがたい限りでございます」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス上で複数の関係者を集めて行うような打ち合わせや仕事上の商談などを実施する際には、それぞれのメンバーや組織などの都合や予定などを前もって確認してから日程調整を行う必要がありますが、先方の都合を確かめるもう一方で何のために尋ねているのかについても簡潔に述べておく必要があります。
「ご都合をお知らせいただけますと」を使った例文
・『次回開催を予定しております会合の日程につきましては、まずは皆さまのご都合をお知らせいただけますと幸いでございます』
・『弊社の新製品を直にご覧いただきたいと思っておりますので、ご都合をお知らせいただけますとうれしく存じます』
「ご都合をお知らせいただけますと」の類語や言い替え
・『ご予定をお知らせいただきたいと思いますので』
・『日程調整をさせていただければと考えております』
・『面会可能な日時をご教示いただけますようお願い申し上げます』
まとめ
「ご都合をお知らせいただけますと」とは、ビジネスの場において「今後のご予定についてお聞かせいただけますと」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
