ここでは「改めておめでとうございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「改めておめでとうございます」とは?
「改めておめでとうございます」は、それ以前に一度同じようなお祝いになる連絡をしていたり、直接そのように伝えたことがあるものの、再度それについてのお祝いを伝える時に用いる表現になります。
よって、初めてそれについてのお祝いを伝える時に使う表現ではなく、前に伝えたことはあるが、もう一度それを伝えたいと思った時に使います。
よって、以前にその人を見掛けた時に簡単にお祝いを伝えたことがあったり、何かの用件のついでにお祝いを伝えたことがあるような場合に、今度はきちんとお祝いを伝えようとして用います。
「○○について、改めておめでとうございます」などという文章にして使うもので、口語ではなく、そのような形の文章で用いられる表現です。
「改めておめでとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「改めておめでとうございます」は、先のように今度はしっかりとしたお祝いを伝えようと使う場合以外に、同じ文章中で一度お祝いをしていて、最後にこの表現で更にお祝いを伝えるという用い方をすることもできます。
その場合も、「最後になりますが、○○について、改めておめでとうございます」のような形になり、それだけおめでたいことだと思っていると表現できます。
この時の「改めて」は、「もう一度になりますが」と解釈することができ、その文言があることで繰り返し同じことについてのお祝いを伝えても問題なく、前述したようにそれを強調することができます。
ビジネスシーンでは他社が何かに成功したような際やその相手に個人的におめでたいことがあった時などに使っている場面が多く見られます。
「改めておめでとうございます」を使った例文
・『以前にもお伝えしましたが、特許を取得できたとのこと、改めておめでとうございます』
・『最後になりますが、この度は改めておめでとうございます』
「改めておめでとうございます」の類語や言い替え
・『重ねておめでとうございます』
こちらは、2つ以上おめでたいことがあった場合に使うことができる表現です。
「○○に加えまして、△△にも成功されたと聞きました。
重ねておめでとうございます」のような使い方になり、少し用い方は違いますが、類語として覚えておくとそのような場面でうまく使うことができるでしょう。
まとめ
「改めておめでとうございます」は、もう一度同じことについてのお祝いを伝える際に用いられます。
または同じ文章中で最後の締めに用いて、もう一度それについてのお祝いを伝えるといった使い方もでき、ビジネスでも個人的なことも含めて使われている表現です。