ここでは「楽しいひととき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「楽しいひととき」とは?
「楽しいひととき」は、文字通り、何かを楽しむための時間、またはそうだった時間という使い方になります。
「当日は是非楽しいひとときをお過ごしください」といったように用いると、これから先のことを指し、その時には是非そうして欲しいと言っており、「先日は楽しいひとときを過ごすことができました」のような使い方をすると、そうすることができたと用いています。
どのように楽しい時間なのかはその時次第で、パーティの類いであれば他の参加者との懇談、ちょっとその中での催し物などを含めて、開催中の時間に対してそのように使っていると考えていいでしょう。
「楽しいひととき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「楽しいひととき」は、ビジネスシーンではあまり用いられることはありません。
それは、時に“仕事を楽しむ”という使い方をすることがありますが、それをこの「楽しいひととき」と表現することはまずなく、用いることがあるとすれば、「本日は業務時間終了後にはちょっとした食事会を予定していますので、参加される方は仕事を忘れて楽しいひとときを〜」などといった使い方がまま見られる程度です。
しかしながら、直接は関係ないものの、それに絡んだ他社のパーティに参加する、そうしたといった場合には前述の例のような、そうすることができたなどと使われることがあります。
「楽しいひととき」を使った例文
・『先日はご招待ありがとうございました。お陰でとても楽しいひとときを過ごすことができました』
・『限られた時間ではありますが、楽しいひとときをお過ごしいただければと思います』
「楽しいひととき」の類語や言い替え
・『楽しい時間』
「ひととき」を「時間」としたこちらの表現も、同様の意味で使われています。
意味のまま「時間」としているため、このように置き換えても特に変わりはありませんが、「ひととき」とした方が親しみが感じられる、少しウイット感のある使い方になると考えてよく、そちらにしても失礼になることはありません。
まとめ
「楽しいひととき」は、何かを楽しむ時間という意味で使われている表現です。
イベントなどでそのような時間を過ごして欲しい、そういった時間だったといった用い方になり、そのまま「〜時間」とするより親しみのある表現として使われています。