この記事では「社内で検討させていただいた結果」について解説をします。
「社内で検討させていただいた結果」とは?
話し手の会社の内部でよく考えた結果、という意味です。
「社内」は、話し手が属する会社の組織の内部を指しています。
「検討」はよく調べて考えることです。
「させていただい」は、相手に許しを求めて行動する意を表しています。
相手への敬意を示す表現です。
「いただいた」の最後の「た」は、その事柄が過去に行われた意を表します。
「結果」は結末の状態をいいます。
「社内で検討させていただいた結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄についてよく考えて、最終的にどうなったのかを伝えるときに用います。
結果だけをいきなり伝えても、相手は困惑してしまうでしょう。
そこで、この言葉を前置きとして述べます。
前置きとして述べることで、これから何が話されるのかわかりやすくなります。
結果が望ましくないものであれば、相手の気持ちに配慮した伝え方をすることが大切です。
望ましくない結果で傷つく可能性があります。
場合によっては恨みを買ってしまうかもしれません。
そういった場合でも、「申し訳ありません」と一言あると、相手の気持ちに配慮していることが伝わります。
「させていただく」は、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手を敬う表現です。
このような表現を使うと控え目な印象になります。
「社内で検討させていただいた結果」を使った例文
・『社内で検討させていただいた結果、○○となりました』
「社内で検討させていただいた結果」の返答や返信
結果の内容によって対応の仕方が変わります。
自分にとって望ましい結果であれば、お礼を伝えるとよいでしょう。
たとえば、自社の製品を導入してくれることになった、案を受け入れてくれたといったときです。
望ましくない結果であっても、これで相手との関係が終わってしまうとは限りません。
次につながる言葉を伝えれば、何かあったときに声をかけてくれる可能性があります。
まとめ
この言葉は、よく考えた結果を伝えるときに伝えるものです。
前置きとして使うと、これから述べる事柄を把握しやすくなります。
わかりやすい伝え方を心がけましょう。
