ここでは「いただいた内容をもとに」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「いただいた内容をもとに」とは?
「いただいた内容をもとに」は、誰かに出してもらった内容によって何かを行う(行った)という使い方になる表現です。
例えば、「いただいた内容をもとにお見積書を作成させていただきます」と用いると、伝えられた内容によって見積りを作ると言っており、「アンケートでいただいた内容をもとにして、新機能の検討をしようと考えています」などといった使い方をした場合、アンケートによって集まった内容によって新機能を考えたいと用いています。
これらのような、それをもとに何かを作る、その参考にするという使い方が多く見られます。
「いただいた内容をもとに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「いただいた内容をもとに」は、基本的にその内容を何かの役に立てると使います。
よって、先のように、それをもとにして何かを行うことにすると伝えるために用いる表現ですが、「いただいた内容をもとに作成しようと思いましたが、あまりうまくいきませんでした」のように、それがあまり役に立たなかったと使うこともあり、「いただいた内容をもとにするつもりです」とすれば、それをもとに何かに役立てようと考えているという用い方になります。
「いただきました〜」とすると少し丁寧になりますが、それほど変わりはありません。
「いただいた内容をもとに」を使った例文
・『いただいた内容をもとに、掛かる費用を計算しているところです』
・『○○様からいただいた内容をもとに、次の会議のテーマについて考えたいと思っています』
「いただいた内容をもとに」の類語や言い替え
・『いただいた内容から』
語尾をこの「から」としても、それをもとにと言っているのと同じ表現になります。
よって、言い替えに使えることが多いですが、こちらは「いただいた内容からはそのようなものは見られませんでした」といったような用い方もすることができ、この場合には、それにはそういったものはなかったと使っています。
まとめ
「いただいた内容をもとに」は、出してもらった内容によって、という意味で使われています。
それによってこのようなものを作る、何かの参考にするなどと使われている表現で、それをもとに何かをしようと思ったが、そうとはできなかったといった用い方もまま見られます。