「お見立ていただく」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お見立ていただく」とは?
「お見立ていただく」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「複数の中からよいものをご選択いただく」もしくは「この先の予測を立てていただく」などという意味合いで使われている表現です。
本来は別の会社や組織などと協力をし合いながら執り行っていかなければならないような業務や事業などを進めていく過程では、取引相手や得意先、ないし自分の上司や上役などにお伺いを立てたり、決断してもらう必要などが出てきますが、関係者に将来的な展望や流れなどについて意見を求めたい場合などに使用されています。
「お見立ていただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お見立ていただく」とは、「事業における今後の動向について推測していただく」あるいは「取り扱い商品やサービスなどにおけるお見積り書の試算をお願いする」などという意味合いで使われている表現です。
「見た上で選び定める」さまや「先々の流れや展開などを予想する」様子などを示す「お見立て」という語は、ビジネス上では「今後の展望」や「将来的な動向」などを指して用いられている語句で、ビジネスを進めていく中での方向性や指針などを決めてもらいたい場合などに使われています。
「お見立ていただく」を使った例文
・『上司に直接お見立ていただくまでは、安心することはできない状況でございます』
・『当該マーケットにおける将来的な予測や動向などにつきまして、お見立ていただくご機会を頂戴したいと存じます』
「お見立ていただく」の類語や言い替え
・『ご選択いただきたい次第でございます』
・『流れや展開などについてご教示いただけますようお願い申し上げます』
・『有益となるご助言をいただければと存じます』
まとめ
「お見立ていただく」とは、ビジネスの場において「この先の展開をご推察いただく」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。