日常の業務の中では、時には予想できない結果に繋がってしまうこともあります。
「想定外の」という表現もそんな時に使われるのですが、これの意味や間違わない使い方について、確かめてみましょう。
「想定外の」とは?
事前の予定や予想の中にはなかったり、想定を超えている出来事や状況などを表すための言葉です。
「想定外の」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
急に想像できない事故が発生して業務が停止したり、作った商品が予想以上の公表を得るような場面があります。
そのような状況に至ったことについて「想定外の」と表現できるでしょう。
これはマイナスな出来事だけなく、プラスの出来事にも使える表現です。
その際には「事故が発生した」など、その想定外の事柄が一体何なのかを示す使い方がされます。
また想定外のことが起きてしまったので、「困惑しています」など、今の心境や状態を伝えることが可能です。
しかしこれは必ず想定外のことに使われるものであって、簡単な事柄など、想定ができる事柄に使うと違和感が出ることに気をつけてください。
「想定外の」を使った例文
・『まったくの想定外の事故が発生してしまい、社内がてんやわんやです』
・『このような想定外のミスが発生しましたので、原因究明と対策を進めて行きましょう』
「想定外の」の類語や言い替え
「想定できなかった」は、事前に予想することが不可能だったことを表します。
「予定外の」は、事前に決めていなかったことの意味です。
「スケジュールにない」とすれば、事前の予定になかったことについて、カジュアルに言い表せます。
「予期せず」は、前もって推測ができなかったとの意味です。
「突発的な」は、予期しない時に起こることを表しています。
「出し抜け」は、思いがけず突然のことを意味する表現です。
「突如として」の場合も、何の前触れもなく突然に起こることを表します。
「前触れもなく」は、前もって知らせがなく起こることです。
まとめ
予定にはなかった状態に直面することについて、「想定外の」と表現ができるのでした。
これは良いことも悪いことも、言い表すことができます。
ただし想定できる些細なことには、使わないよう気をつけてください。
場面によっては「突発的な」などの言い換えも活用して、会話に活かしてみましょう。