この記事では、「足を向けて寝られない」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「足を向けて寝られない」とは?
「足を向けて寝られない」は、相手に非常に感謝していて、絶対に失礼な態度はできないことを表す慣用句です。
「足を向けて寝られない」はこの一文で、「恩を受けた人に対して足を向けて寝るのは非常に失礼である」、つまり「絶体に失礼なことはできない」という意味になります。
「足を向けて寝られない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「足を向けて寝られない」は、相手に人生が変わるほどお世話になったり、絶体絶命のピンチを救ってもらったりした時に使われます。
慣用句ですので、ビジネスでは会話で使うのに適しています。
目上の人や社外の人に対しては、「非常に感謝している」という意味の、もう少しあらたまった表現に言い換えた方が良いでしょう。
「足を向けて寝られない」の正しい文章表現
「足を向けて寝られない」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『とても足を向けて寝られません』
「足を向けて寝られない」で一つの慣用句ですので、「度合が大きいこと」を表す「とても」を補い、丁寧語「ません」に変えます。
より丁寧な表現は下の言い換えを参考にしてください。
「足を向けて寝られない」を使った例文
「足を向けて寝られない」を使った例文は以下の通りです。
・『高校の担任には最後までお世話になったので、足を向けて寝られない』
・『重大なミスをカバーしてくれた先輩には、足を向けて寝られない』
・『シングルマザーで大学まで出してくれた母親には、足を向けて寝られない』
「足を向けて寝られない」の類語や言い替え
「足を向けて寝られない」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ご恩は一生忘れません』
・『お礼の申し上げようもございません』
・『感謝の念に堪えません』
まとめ
今回は「足を向けて寝られない」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。