「励んで参りたいと存じます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「励んで参りたいと存じます」とは? ビジネス用語

ここでは「励んで参りたいと存じます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「励んで参りたいと存じます」とは?

「励んで参りたいと存じます」は、何かに一生懸命頑張っていくという決意を伝えるために用いられています。

「今年は受験勉強に励んで参りたいと存じます」といったように使われており、今年はそれを一生懸命頑張っていくと言っている用い方です。

堅い表現のため、口語で使うには向いておらず、そちらでは語尾を少し崩した「〜と思います」といった形でよく用いられています。

このように使っても意味が変わることはなく、文章で用いても特に問題ありません。


「励んで参りたいと存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「励んで参りたいと存じます」は、ビジネスシーンでも、「これからも日々の業務に励んで参りたいと存じます」などと使われたり、「○○の技術の取得に励んで参りたいと存じます」のような用い方もよくされている表現です。

それに一生懸命になるという使い方であれば、どのようなことに対して用いても問題ありませんが、継続して行っていくことが対象になるため、挙げたような毎日の業務や特定の技術の取得といったようなものをそれにしてよく使われています。


「励んで参りたいと存じます」を使った例文

・『来週からは○○の勉強に励んで参りたいと存じます』
・『来月より部署が異動になりますが、そちらでも引き続き仕事に励んで参りたいと存じます』

「励んで参りたいと存じます」の類語や言い替え

・『精進して参りたいと存じます』
この「精進して」としても、意味としてはほとんど一緒になります。

「精進」は元は仏教用語で、そちらでは仏道の修行に励むという意味で使われていることから、「励んで〜」より少し畏まった形になると考えてください。

ですが、ほとんどの場合で言い替えになり、目上の人などに謹んでその報告を行う場合に向いています。

まとめ

「励んで参りたいと存じます」は、何かを一生懸命頑張っていくと伝えるために用います。

少し堅い表現になるので、語尾を「〜と思います」と崩した形でもよく使われており、継続して行う何かを対象にして、それを頑張るという意味で用いられています。

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