この記事では「ご同席いただけるとのこと」について解説をします。
「ご同席いただけるとのこと」とは?意味
同じ席にいてくれるとのこと、という意味です。
「ご同席」は「ご」を使って、その行為をする人へ敬意を表す言い方にしたものです。
「ご」を他人の行為を表す言葉につけることで、その行為をする人へ尊敬の意を表しています。
「同席」は同じ席にいることです。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語になります。
自分にとって利益になることを他人から受ける意を表します。
「ご同席いただけるとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人がある席に一緒にいてくれることになったときに用います。
その事柄を聞いて「わかりました」ということを伝えるときに使われます。
他社のAさんと話し手側が話し合いをすることになったとします。
Aさんは経験が浅いので、この人だけではやや不安があります。
それを思ったのか、他社の人から「私も同席をします」と伝えられました。
このことを承知した話し手側から、後に「わかりました」という意味の言葉を続けて、このような言葉を伝えます。
また、一緒の席にいることへお礼を述べるときにも用います。
その人がある席に一緒にいることで、話し手側にとって恩恵となるときにお礼を伝えます。
この後に感謝を伝える言葉を続けます。
「ご同席いただけるとのこと」を使った例文
・『お忙しいところご同席いただけるとのこと、ありがとうございます』
「ご同席いただけるとのこと」の返答や返信
お礼のメールをもらったときには、返信をしない場合があります。
お礼に対してのお礼のメールは不要です。
何度もやり取りをすることになり、メールを読むための時間をとらせてしまいます。
その席にいるときのことで何か聞きたいことがあれば、質問をして疑問を解消しておきましょう。
当日では慌ただしくて対応が難しくなるので、遅くても前日までには連絡をしてください。
まとめ
この言葉は、同じ席に居合わせてくれることを承知したという場合や、お礼を伝えるときに用いるものです。
誰かがその場に一緒にいる場面があるはずです。
そのときに使ってみてください。