多くの方に送る、フォーマルなビジネス文書を作りたいことがあります。
「皆様におかれましては日頃より」の正しい使い方と類似表現をチェックしていきましょう。
「皆様におかれましては日頃より」とは?
「皆様におかれましては」とは、多くの方に呼びかける表現です。
ビジネス文書で使われる言い方で、文の入り口に使われています。
また「日頃より」は平常のことをあらわし、日々に対する感謝をお伝えする時に用いられています。
そのため「皆様におかれましては日頃より」で、多くの方に尊敬と感謝の気持ちを伝えるフレーズになっています。
「皆様におかれましては日頃より」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会員の方や多くのお客様に対して、お礼や感謝の意をお伝えする時に使われるのが「皆様におかれましては日頃より」です。
一定の団体の方に向けた表現なので、例えば学校の保護者の方に向けたプリント、スイミングスクールの利用者の方、図書館など公共施設の使用者の方に対して、お知らせする際に用いられています。
ビジネス文書の文末ではなく、冒頭に使われる表現なので間違えないよう心得ておきましょう。
その他の言い回しも知って、明るいやり取りに役立てていきましょう。
「皆様におかれましては日頃より」を使った例文
・『皆様におかれましては日頃よりご理解いただき、誠にありがとうございます』
・『皆様におかれましては日頃より、ご指導いただきまして感謝申し上げます』
「皆様におかれましては日頃より」の類語や言い替え
似ている表現に「会員の皆様におかれましては日頃より」があります。
スポーツクラブやジムの会員の方、あるいはサブスクの利用者にお知らせを呼びかける文言です。
また言い替えに「貴社におかれましては益々」や「平素より〇〇をご愛顧いただき」があります。
まとめ
「皆様におかれましては日頃より」を解説しました。
色々な表現を学んでおくと、敬語の上級者になれます。
明るい言葉を学んで、語彙力を鍛えていきましょう。