使い方が分かりにくい表現があると、戸惑うものです。
「ありし日の」の正しい使い方と例文、似ている表現をチェックしていきましょう。
お悔やみの席などフォーマルな席で活用してみてください。
「ありし日の」とは?
この場合の「ありし日の」は「在りし日の」と置き替えできます。
「在りし日」とは、過去のある日をあらわす言い方です。
この場合は亡くなられた方が、ご存命だった頃をあらわす表現です。
そのため「ありし日の」で「お元気だった頃の」という意味になります。
お悔やみの弔電を送る時に使われる、悲しみのひと言といえるでしょう。
「ありし日の」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
告別式など悲しいセレモニーで使われているのが「ありし日の」などの、お悔やみの言葉です。
天国にいかれた方の生前のお姿をイメージさせる表現です。
お通夜や告別式にとどく弔電の文言で使っていきましょう。
また「ありし日の」は通常は「在りし日の」と漢字に直して、お届けします。
柔らかさを意識したい時は問題ありませんが、格調や風格を心掛けたい時は「在りし日の」と漢字に整えて用いていきましょう。
大切な方をお見送りする、優雅な文を作っていきましょう。
「ありし日の」を使った例文
・『ありし日のお姿を偲び、お悔やみ申し上げます』
・『ありし日のお姿を偲び、深い悲しみの気持ちでいっぱいです』
「ありし日の」の類語や言い替え
似ている表現に「ご生前の」があります。
こちらも亡くなった方を偲ぶ言い回しです。
「ご生前のご功績」や「ご生前のお姿」そして「ご生前の思い出」など、色々なあらわし方ができます。
言い替えに「優しく接していただいた頃の」や「職場でご一緒させていただいた時の」があります。
まとめ
「ありし日の」について解説しました。
色々な表現を学んでおくと、いざという時に活きます。
語彙力を鍛えて、できるビジネスパーソンを目指していきましょう。