知らないこと、分からないことをお伝えしたいことがあります。
「お名前を失念してしまいました」の適切な使い方と類似表現を調べていきましょう。
「お名前を失念してしまいました」とは?
この場合の「お名前」は相手の苗字をあらわします。
仕事でお付き合いのある方を思い浮かべます。
また「失念」とは、ど忘れすることをいいます。
「してしまいました」は結果的にそうなったことを述べる言い方です。
そのため「お名前を失念してしまいました」で「大変失礼ですが、お名前を忘れてしまいました」という解釈ができます。
自分のミスを、正直にお伝えする文といえるでしょう。
「お名前を失念してしまいました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
大切な方の名前を忘れてしまった、あるいは頂いた名刺を失くしてしまった、このような場を思い浮かべるのが「お名前を失念してしまいました」にあたります。
「失念」はど忘れした時につかう丁寧な言い方です。
適切に使われていますが、一方で名前を忘れてしまうことは大変失礼にあたる行為。
もし社内にその方のお名前を知っている方がいるのなら、事前に問い合わせておく、顧客リストを調べてもらうなど、手回しをおこなっておきましょう。
最終手段として「お名前を失念してしまいました」を取っておき、大切な信頼を失わないよう注意しておきましょう。
「お名前を失念してしまいました」を使った例文
・『大変無礼ですが、お名前を失念してしまいました』
・『お恥ずかしいのですが、お名前を失念してしまいました』
「お名前を失念してしまいました」の類語や言い替え
似ている言い方に「もう一度お名前をお聞きしても、よろしいでしょうか」があります。
再度お名前を確認する時の言い方です。
さり気なくお聞きできるので、こちらのフレーズも覚えておきましょう。
言い替えに「大変お恥ずかしいのですが、もう一度お名前を伺ってもよろしいでしょうか」があります。
まとめ
「お名前を失念してしまいました」を解説しました。
色々な敬語を心得ていると、落ちついた対応につながります。
ふさわしい敬語を知って、コミュニケーション力を上げていきましょう。