この記事では、「お褒めいただき、大変光栄です」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お褒めいただき、大変光栄です」とは?
「お褒めいただき、大変光栄です」は、相手に褒められて非常にうれしい気持ちを伝える丁寧な表現です。
「お褒め+いただき+大変+光栄+です」で成り立っている語で、「お褒め」の「褒め」は「褒める」の連用形、「いただき」は「いただく」の連用形「お・ご〜いただく」で一つの敬語表現、「大変」は「程度がはなはだしい様子」、「光栄」は「名誉に思うこと」、「です」は丁寧語、全体で「褒めてもらって非常に名誉なことだ」の敬語表現です。
「お褒めいただき、大変光栄です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お褒めいただき、大変光栄です」は、目上の人から自分の言動や功績を褒められた時、自分の能力を高く評価してもらった時などに使われます。
日本では古くから「とんでもないことです」などと謙遜する習慣がありますが、現在では褒められたら素直に喜ぶのがマナーとされています。
「お褒めいただき、大変光栄です」の正しい文章表現
「お褒めいただき、大変光栄です」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『お褒めの言葉を賜り大変光栄に存じます』
最も丁寧な表現のひとつを紹介します。
「賜り」は動詞「賜る」の連用形で、「目上の人からもらうこと」の謙譲語、「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形「存じ」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体の意味をほとんど変えずより丁寧な表現になります。
「お褒めいただき、大変光栄です」を使った例文
「お褒めいただき、大変光栄です」を使った例文は以下の通りです。
・『お褒めいただき、大変光栄です。これからもスタッフ一層励んでまいります』
・『お褒めいただき、大変光栄です。お役に立てて何よりです』
・『お褒めいただき、大変光栄です。〇〇冥利に尽きます』
「お褒めいただき、大変光栄です」の類語や言い替え
「お褒めいただき、大変光栄です」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ありがたいお言葉を賜り、大変うれしく存じます』
・『過分なお言葉を頂戴し、光栄の至りに存じます』
・『そうおっしゃっていただけますと大変励みになります』
まとめ
今回は「お褒めいただき、大変光栄です」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
