「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」とは? ビジネス用語

ここでは「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」とは?

「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」は、何らかの取引の受付を行う側が用いる表現で、今は新規でのそれは受け付けていないと言っています。

ですが、このままでは「収引」と使っているので間違いになり、その部分を「取引」として用いてください。

「収引」は、医療行為や医薬品による効果について用いられることがある言葉で、それを「取引」と解釈して使うことはまずありませんが、このような間違えた用い方が見られます。

その原因と思われる内容については後述します。


「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「現在は新規収引のお申し込みをご遠慮させていただいております」は、先のように間違った使い方ですが、どうしてこのような用い方をしてしまうことがあるのかと言えば、「取」の字が「収」と似ていることが原因です。

PCやスマホなどで平仮名の「とりひき」から変換する際に間違えることはまずありませんが、手書きで書かれた「取」を見て、それが見難かった場合に「収」と間違えてタイプしてしまい、このような間違いが起こる場合があるという訳です。

以下、正しい方の「取引」に変えて解説を続けます。


「現在は新規取引のお申し込みをご遠慮させていただいております」を使った例文

・『申し訳ありませんが、現在は新規取引のお申し込みをご遠慮させていただいております』
・『システムメンテナンス中につき、現在は新規取引のお申し込みをご遠慮させていただいております』

「現在は新規取引のお申し込みをご遠慮させていただいております」の類語や言い替え

・『現在は新規取引のお申し込みを中止させていただいております』
この「中止」とした方が分かりやすいため、そのような時にはこちらが使われることが多く見られます。

「ご遠慮」とした方が少し丁寧になるものの、ほとんど変わりはないので、このように使えば問題ありません。

まとめ

「現在は新規取引のお申し込みをご遠慮させていただいております」は、何らかの理由から、新規での取引は中止しているという意味になります。

例文のように、その理由と共に用いられることも多いです。

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