この記事では、「理解が及ばず申し訳ございません」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「理解が及ばず申し訳ございません」とは?
「理解が及ばず申し訳ございません」は、相手の言うことがよく分からないことを伝える丁寧な表現です。
「理解+が+及ばず+申し訳ございません」で成り立っている語で、「理解」は「意味・内容をのみこむこと」、「が」は接続助詞、「及ばず」は「及ぶ」の未然形「及ば」+打消しの意の助動詞「ず」で「追いつかず」、「申し訳ございません」は「申し訳ない」の丁寧語で「言い訳のしようもない」、全体で「意味・内容をのみこむことが追い付かず、言い訳のしようもない」の敬語表現になります。
「理解が及ばず申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「理解が及ばず申し訳ございません」は、相手の説明や、文章の内容、話題に出ている事柄、相手が意図するところなどが分からない時に使われます。
たとえ相手の説明が悪かったせいだとしても、非は自分にあるとへりくだって伝えて、相手の感情を害さないようにするための表現です。
分からないまま進めてしまうと後で更に大きな問題に発展する可能性もありますので、その場で明確にしておきましょう。
「理解が及ばず申し訳ございません」を使った例文
「理解が及ばず申し訳ございません」を使った例文は以下の通りです。
・『理解が及ばず申し訳ございません。もう一度〇〇についてご説明願えますでしょうか』
・『こちらの作業は次にどの過程につながるものでしょうか。理解が及ばず申し訳ございません』
・『お相手にどのくらいの値引きを提供すればよろしいでしょうか。理解が及ばず申し訳ございません』
「理解が及ばず申し訳ございません」の類語や言い替え
「理解が及ばず申し訳ございません」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『認識不足で大変申し訳ございません』
・『勉強不足で大変申し訳ございません』
・『理解が足りず大変申し訳ございません』
まとめ
今回は「理解が及ばず申し訳ございません」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
