「遅れる恐れがございます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「遅れる恐れがございます」とは?
「遅れる恐れがございます」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「遅くなってしまう可能性がございます」もしくは「遅延する場合がないとは言えない状況でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
流通業においては取り扱い商品や製品、ないしサービスなどについて販売店や商店などに卸したり、入出庫するような場面が多々ありますが、それらの流れで指定の物品における入荷時期が予定よりも遅くなってしまう可能性がある旨について言及することができる表現です。
「遅れる恐れがございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「遅れる恐れがございます」とは、「予定していた時期よりも事情により遅延してしまうこともございます」ないし「到着までに通常よりも長い時間を要してしまいそうでございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上では日々のように関係者間でさまざまなやり取りを行っていきますが、それらのコミュニケーションの場において、関係者への返事や応答などが遅くなってしまいそうだったり、入荷を待っていた製品などが遅配になってしまいそうな場合などに用いられている文言で、遅くなりそうな具体的な日数や期間などについても明記しておく必要があります。
「遅れる恐れがございます」を使った例文
・『商品発注書を弊社宛にご送付いただくのが17時以降の場合は、受理させていただくのは翌日以降に遅れる恐れがございます』
・『次回の会合につきましては、開始時間が遅れる恐れがございますので、遅延が決定した際には速やかに周知させていただきます』
「遅れる恐れがございます」の類語や言い替え
・『遅延してしまう可能性も否めない状況でございます』
・『予定どおりには到着しない場合もございます』
・『時間どおりには開始できない見込みでございます』
まとめ
「遅れる恐れがございます」とは、ビジネスの場において「時間を厳守することはできない可能性があることをお伝えしておきます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。