「達しております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「達しております」とは? ビジネス用語

ここでは「達しております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「達しております」とは?

「達しております」は、何かが一定の水準を満たしているといった意味で用います。

「十分に合格点に達しております」と使うと、合格できる水準を満たしている得点だと言っており、この手の用い方がよく見られます。

この点数のような数字で表せるものだけでなく、「彼の演技は十分に人前で披露できる腕前に達しております」といったような使い方をしてもよく、同様にその演技が人様に見せることができる水準を満たしていると言っている用い方になります。


「達しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「達しております」は、そうなっているという使い方をする表現ですが、この形では丁寧過ぎてしまうことも多いです。

そのため、「達しています」と少し崩した形でもよく用いられており、そちらも含めて何かの上限に達しているという使い方もよく見られます。

その時には、そのためにどうこうと続けて用いることになりますが、「達しておりませんので〜」「達していませんので〜」と用いると、逆にその水準には至っていないと言っており、そのような使い方もよくされています。


「達しております」を使った例文

・『当然この製品も、弊社に定めた安全基準に達しております』
・『もう受注が上限に達しておりますので、これ以上の受付はできない状態です』

「達しております」の類語や言い替え

・『届いております』
この表現を使っても、その水準を満たしているという意味で使うことができます。

「合格点に届いております」とすると、「〜に達しております」と用いているのと同じで、「届いています」と少し崩して使える点も一緒です。

また、こちらは「メールが届いております」といったように、何かが着いているとも用いられている表現で、「恐らくもう先方に届いております」などとビジネスシーンで使われる場合も多いです。

まとめ

「達しております」は、何かがその水準を満たしていると用いる表現になります。

点数など数字で確認できる場合だけでなく、誰かの判断基準からそうだと使う場合もあり、丁寧過ぎると思った場合には、少し崩して「達しています」と用いるといいでしょう。

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