この記事では「のご尽力なくしてはありませんでした」について解説をします。
「のご尽力なくしてはありませんでした」とは?意味
何かが力を尽くしてくれなかったらそのことはなかった、という意味です。
「ご尽力」は力を尽くして物事をすることを、その行動をする人を敬っていう語です。
他人の行動を表す言葉に「ご」をつけて、その行動をする人に敬意を表しています。
「ません」は丁寧な打消しの意です。
「でし」は「です」のことで「だ」「である」の丁寧な表現になります。
「た」はある事柄が過去に行われた意を表します。
「のご尽力なくしてはありませんでした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人が力を尽くして物事を行ってくれたことで、話し手にとって望ましい結果になっているときに用います。
この前には、力を尽くしてくれた人の名前を述べます。
仕事をとることができたときのことで説明をします。
Aさんは大きな仕事をとれるチャンスに直面しています。
この仕事を何とか手に入れたいです。
この様子を見たBさんが、Aさんに力を貸そうと考えました。
Bさんはあれこれと働きかけて、これによってAさんは仕事をとることができました。
これもBさんのおかげです。
Bさんが力を尽くしてくれなかったら、この仕事は獲得できなかったことでしょう。
このようにある人の力によって望ましい結果となったときにはお礼を述べます。
そのお礼を述べる際に使うことのできる言葉です。
「のご尽力なくしてはありませんでした」を使った例文
・『近藤さまのご尽力なくしてはありませんでした』
「のご尽力なくしてはありませんでした」の返答や返信
相手にとって望ましい結果になっているなら、その人を祝福してあげてください。
「よかったですね」という気持ちを述べれば、相手の気持ちに寄り添うことができます。
恩返しを期待してはいけません。
自分がやろうと思ってしたことなので、お返しは期待しない方がよいでしょう。
お礼を要求しては嫌がられます。
まとめ
この言葉は、ある人が力を尽くして物事をしてくれたときに用いるものです。
それによって話し手側は望ましい結果を得ています。
このようなときにはお礼も伝えましょう。
