この記事では「気にかけてくださり」について解説をします。
「気にかけてくださり」とは?意味
あれこれ心配をしてくれて、という意味です。
「気にかけ」は「気にかける」のことで、世話をする、心にとめて意識するという意味があります。
「かける」は、心にとめておくという意味です。
「くださり」は「与える」「くれる」の尊敬語です。
「気にかけてくださり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が聞き手から心配をしてもらったときに用います。
相手がしてくれた行為は、話し手にとって恩恵となっています。
そのため、この言葉と一緒にお礼が述べられます。
お礼を伝えれば、ある事柄をした側は「それをしてよかった」という気持ちになるでしょう。
また、相手とのつながりを保ちやすくもなります。
良好な関係を保つことにつながるのです。
Aさんが残業をしているとします。
いつも仕事を頑張っていることを先輩は知っています。
そんなAさんのことを頑張り屋だと思っているのですが、少し無理をしていないか心配もしています。
そんなAさんを思って、先輩が「少し休んだら」と声をかけました。
これはAさんを気にかけているといえます。
その行為に対して、Aさんからお礼を述べる際にこういった言葉が使われます。
「気にかけてくださり」を使った例文
・『気にかけてくださりありがとうございます』
「気にかけてくださり」の返答や返信
どのような状況なのかによって対応の仕方が変わります。
仕事を頑張っている人に対して、少し休むように声をかけたとします。
それによって、相手は休憩をとることもあれば、変わりなく仕事を頑張り続けることもあるでしょう。
どのような行動をとったとしても、何をするのかは相手の自由です。
よほど体調を悪くしているのでなければ、強制はしない方がよいでしょう。
贈り物をした場合は、相手からのお礼の言葉を受け取っておきましょう。
お礼に対してのお礼は不要です。
まとめ
この言葉は、他人から世話を受けたとき、心配をしてくれたときに用いるものです。
気にかけてくれる人がいるのはありがたいことです。
そのことへの感謝を忘れなければ、相手との良好な関係を保ちやすくなります。