ここでは「内容といたしましては」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「内容といたしましては」とは?
「内容といたしましては」は、何かの内容がこの後に続けるものになると使うための表現です。
「内容といたしましては、以下のようになっています」とした時には、これ以下にその内容について詳しく記載するという具合で、文章だけでなく、口語で用いることもできます。
その時や、先のような別途その内容をどこかに記載するという使い方でない場合は、この後にすぐ内容について続ける使い方になり、「内容といたしましては、○○と△△のセットになります」といったような用い方をします。
また、先にそれを挙げておいて、「内容といたしましては、以上になります」という用い方も口語、文章のどちらでも見聞きする形で、そのような使い方が主になる表現となっています。
「内容といたしましては」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「内容といたしましては」は、一番簡単に言い替えれば「内容は」となり、それをとても丁寧にした形です。
少しだけ丁寧にすると「内容としては」の形が適当で、その最上級の表現だと考えるといいでしょう。
つまり、それだけ丁寧に何かの内容について回答するべき場面で用いられることになるため、相手はBtoCでお客様の立場になる人や、ビジネスシーンでの取引相手の会社などが多いです。
特定の相手に対してではなく、ホームページや宣伝等のチラシなど、プレスリリースのような場面で「内容といたしましては、月額料金制で次のようなサービスを利用することができます」のような用い方をすることもでき、この時にもそのようなサービスが紹介する内容だという意味の使い方になります。
「内容といたしましてはを使った例文」
・『内容といたしましては、別紙のような3つの特徴のあるものとなっております』
・『サービスの内容といたしましては、それについても十分に考慮されています』
「内容といたしましては」の類語や言い替え
・『内容についてですが』
丁寧さをそこまで落とさずにいくらかカジュアルに言い替えた表現がこちらになります。
「内容としては」よりも丁寧で、且つそこまで堅い表現ではないため、こちらの方が使いやすいシーンも多いです。
ビジネスシーンで使っても相手に対して失礼になることはありません。
まとめ
「内容といたしましては」は、何かの内容はこのようなものだという解釈で用いる表現になります。
特定の相手だけでなく、新サービスの発表の際などに広くそのようなことをリリースする時にも使うことができます。