ここでは「可能かどうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「可能かどうか」とは?
「可能かどうか」は、何かができるかどうか、という意味で使われます。
「これを○日までに仕上げることが可能かどうか教えてください」、「この製品を使ってこういうことが可能かどうかお聞きしたいのですが」などと、それができるのかという用い方をする表現で、「どうか」は可能ではない方として使っています。
よって、「可能か不可能か」のように言い替えても意味が変わることはなく、「可能かどうか教えてください」は、「可能か不可能か教えてください」と用いても構いません。
ただし、少し堅くなるので注意してください。
「可能かどうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「可能かどうか」は、そうできるかどうか、という使い方になりますが、「可能かどうかだけでも〜」のような使い方もよく見られます。
この場合、細かいことはともかく、まずそれだけでも教えて欲しいと用いており、ここで可能(できる)という返事がもらえた時に、それについての詳しい話を続けるといった流れになると考えていいでしょう。
そのような使い方以外では、用いた相手から「可能ではあるものの〜」と、それは可能ではあるが何かしらの条件がつく、といったような返事になることがあります。
「可能かどうか」を使った例文
・『これを3つ同時に使うことは可能かどうかをお聞きしたいのですが』
・『関係各位に○日にご来社いただくことは可能かどうかお聞きしています。もし可能でしたら、社員一同お待ち申し上げております』
「可能かどうか」の類語や言い替え
・『できるかどうか』
意味となる、この「できるか」と言い替えても、もちろん使い方は一緒です。
こちらの方が軽いニュナンスになるので、そこまで堅くしたくない場合によくこのように用いられています。
文章ではなく、口語で使う時にも向いており、そちらの場合には「可能かどうか」では堅くなることが多いため、こちらが用いられる場合が多いです。
まとめ
「可能かどうか」は、何かができるかどうか、と訊ねるための表現になります。
「可能か不可能か」としてもよく、そちらの方が明確なものの、元の表現より堅くなるので注意が必要です。
そして、「できるかどうか」とすると逆に崩した形になり、口語で用いる時にはその方が向いています。