ここでは「必ずしも」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「必ずしも」とは?
「必ずしも」は、必ずそうなる訳ではないといった使い方になります。
例えば、「先着順での販売となりますので、お並びいただきましても必ずしもご購入できるとは限りません」のように用いるという具合で、このような、どのようにしたとしても、必ずそうなるとは限らないという使い方が多く見られます。
ですが、そういった用い方に限られる訳ではなく、自然現象に対して「明日は必ずしも晴れるとは限らないので、場合によっては雨具の準備が必要になります」などと使うこともできます。
「必ずしも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「必ずしも」は、先のように、必ずそうなる訳ではないことを伝えるために使われます。
よって、用いる場合には何かしらの注意の類いになると考えてよく、「当日必ずしも私が来れるとは限らないので〜」などと使っても構いません。
ビジネスシーンでもよく「この提案が必ずしも通るとは限らないため、もう1つ代案を用意しておいてはどうでしょうか」といったような使い方で用いられており、その意味から、この「必ずしも」〜「ではない」という流れで使う表現です。
「必ずしも」を使った例文
・『必ずしもそうなるとは限らないものの、やってみる価値はあると思っています』
・『確かに汎用性の高いソフトですが、必ずしも役に立つとは限らないので、無理に導入することはないと思います』
「必ずしも」の類語や言い替え
・『必ずとも』
「必ず」と強めた意味で用いられる表現で、「必ずともそうとは言えない」などと、実質的に「必ずしも」と同様の使い方をすることができます。
その「必ずしも」と用いる時にも、「必ず」と言い替えても意味が通るため、これらの「必ずしも」、「必ずとも」は、どちらもそうなる訳ではないというと強く伝えたい場合に使われています。
まとめ
「必ずしも」は、何かが必ずそうなるとは限らないと使うための表現です。
「必ずしも」〜「ではない」といった用い方になり、そうとは限らないので、このようにしておくべきだといったように使う場合が多く、ビジネスシーンでもよくそのように用いられています。
