ここでは「待ち遠しい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「待ち遠しい」とは?
「待ち遠しい」は、何かをすごく待っていると表現できる言葉です。
何かが送られてくるのが「待ち遠しい」と使うと、それを送ってくるのをすごく待っているといった意味になり、それほど希望している事象が起こることを期待して使われます。
色々なことに対して用いられており、寒い最中に「春がやって来るのが待ち遠しい毎日です」などと使ったり、ビジネスシーンで「今週は忙しいので、週末の休みが待ち遠しい」のように使っている例もよく見聞きします。
口語、文章のどちらでも問題なく使うことができるため、プライベートなシーンでも様々な用い方をされており、それほど該当の事象が早く起こって欲しいという使い方になります。
「待ち遠しい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「待ち遠しい」は、希望を表現している訳ではなく、そうなることが期待できる中、それが「待ち切れない」という解釈になります。
前述の寒い時期に春になるのがそうだという例からそれがよく分かりますが、待っていればそれほど遠からずそうなることは分かっているものの、早くそうなって欲しい、それをすごく待っていると伝えるために用いています。
ただし、使い方によっては待っていても必ずしもそうなるとは限らない場合があり、例えば、「戦争というものがない世の中になるのが待ち遠しいです」のような使い方がそれになります。
これは少し大きなことに対して使っている例になりますが、このような用い方をした場合、それをすごく希望している、早くそうなって欲しいという意味になり、そういった使い方をされていることも珍しくありません。
「待ち遠しい」を使った例文
・『昨日ネットで注文した商品が届くのがとても待ち遠しい』
・『毎日雨がちでなかなか予定が立たず、梅雨が明けるのが待ち遠しい今日この頃です』
「待ち遠しい」の類語や言い替え
・『心待ちにしています』
何かを「待ち遠しい」と使う場合、こちらを使ってそれを「心待ちにしています」としてもほとんど同じ意味になります。
ですが、待っていればそのようになる、それが起こるという場合に使われることが多く、希望的な事象にはあまり向いていません。
そんな使い方になる時には、ここで紹介した「待ち遠しい」の方を使うといいでしょう。
まとめ
「待ち遠しい」は、何かすごく期待しているという意味で使われる言葉です。
希望として早くそのようになって欲しいという用い方をすることもでき、そちらの解釈でも色々なことに対して使われています。