日々の私生活や仕事において、全てのことが自分の思うようになることはなかなか難しいものです。
むしろ、自分の思うようになることの方が少ないぐらいです。
そのような場面で使われる言葉で「だけましだ」というものがありますが、この言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
使い方や注意点などを、例文を交え紹介していきたいと思います。
「だけましだ」とは?
「だけましだ」とは、「良い状態ではないが最悪のことではない」という意味合いの言葉です。
「まし」とは、「増し」という言葉が元となっており、「増える」ということから、「他よりも良い」という意味合いとなりました。
例えば、今現在良くない出来事が起こっていたとしても、場合によってはその出来事よりも悪い状況になることもあり得たのにそうならなかったわけだから問題ない、というニュアンスの言葉になります。
「だけましだ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点
「だけましだ」という言葉は口語的な言葉であるため、ビジネスメールで使用する機会はほとんどありません。
会話の中で使われることがほとんどです。
注意点として、普段の生活の中でもビジネスシーンにおいても、かしこまった場面では使うことは避けた方が良いでしょう。
「まし」という表現がかなりくだけた言い方のため、かしこまった場面で使う際には他の文言に言い換えた方が良いでしょう。
「だけましだ」を使った例文
・『曇っているが、雨が降らないだけましだ』
・『プロジェクトは成功とは言えなかったが、赤字にならなかっただけましだ』
「だけましだ」の類語や言い替え
「だけましだ」の言い換えとしては、「だけ良い」というものがあります。
まとめ
今回は「だけましだ」という言葉について解説してきましたが、参考になりましたでしょうか。
全ての物事が上手くいくことは簡単なことではないですが、たとえ思った通りの結果にならなかったとしても、ポジティブに物事を捉え気持ちを切り替えることが大切です。